手間のかかるお仕事

  • 2016.03.31 Thursday
  • 09:41
よく、作品を作るのにどれくらいかかりますか?と聞かれます。

まず、どんな技法で、どんなデザインで、何を作るか。この思案が産みの苦しみであります。
私は街を歩いてインスピレーションを得ることが多いです。芸術品ではなく、ファッショングッズを製作しているから。
でも〜、季節を三ヶ月以上先取りして作るのでなかなか難しいのですが…

次に材料を揃えます。
たいていはスウェーデンから取り寄せているので届くまで2〜3週間。
日本の糸を使うこともあります。

また、バッグの中生地や持ち手もこだわりたく、一方、糸代が結構かかるので材料費を抑えなければならず、繊維問屋街の日暮里まで足をのばします。バッグに合わせる本革もこちらで調達します。

そしていよいよ機織りの準備に取り掛かります。ふぅ〜っ。ここまでくれば、決めたことをやるだけ!

タテ糸を私は11m、大きいトートバッグが8個前後作れるくらいの長さを一度にセットします。

技法にもよりますが、だいたいタテ糸が500〜600本。そのセットに3〜4日。

次にヨコ糸を入れてトントン織っていきます。順調にいけば、バッグなら一日で織れるくらいなのですが…デザインを変えたり、色にこだわったり、やり直したり…そんなことを繰り返していると時間はあっという間!

それに、これは以前製作したことのある技法の場合の話しであって、
初めて作る物なら、11mかける前にサンプル織をします。縫製までして、実際に自分で使い、色々とデザインなどを変更します。


ようやく織りあがったら仕上げと水どおし。
織りミスがあれば、一つずつ針を通して直します。

最後に縫製。中の生地や持ち手の材料、色にこだわります。何を合わせるかで全く違う作品になるから!

買った布とは違い、歪んでいたり地厚だったり。かなり苦戦することもしばしば。
で、なんだかんだ大きいバッグだと縫製に一日かかったりします。

ということで、私は別に着付けのお仕事をしている関係もあり、一歳児の育児もあり、バッグ8個を縫製まで仕上げるには2〜3ヶ月はかかります。
本当は一ヶ月で仕上げたい…涙。

そんなこんなで手のかかる手織りなのです。

↓手織り並に手のかかる一歳児


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